日本のファンダイバーの方々に、「好きな魚の種類をあげてください」こんな質問をしたら、きっとでてくる名前が「ハゼ」です。
フォトジェニックであっても、なかなか出会えなかったり、背びれが開いた閉じた・・・そんな可憐な姿に海の中で、マウスピースを外しそうになった経験もあるのではないでしょうか?
砂地や岩場、珊瑚の中など、いろんな海にいるハゼは、日本のファンダイバーの人気者です。でも、ハゼの種類はいっぱいで、全部知っている人なんてフツーいない...いるかな?。
最近ガイドさんから、ハゼを教えてもらうときSPっていう言葉がよく使われますけど、皆さん「SP」って何の略かご存知ですか?
スペシャルの略ではないんですよ!!「SP」は、species(種)の略なんです。つまり、「XXハゼSP」は「XXハゼ属の1種」ということなのです。このサイトのハゼの紹介では、よく出てくるので注意してくださいね。
どうして、このように呼ばれるかと言うと、正式な学名が与えられるまでは、分類的にどうしても「〜〜属の1種」ということで区別するしかないのです。正式な学名を取得するのは大変ですね。だから、今後ガイドさんが、「ここでは〜〜のSPが見れますよ」といったときには、「なるほど、”〜〜属の1種”が見れるんだ」って思ってくださいね。そして、その数が増えると「〜〜属の1種の1」「〜〜属の1種の2」「〜〜属の1種の3」と増えていきます。
頑張って覚えましょうね。
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