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日本のファンダイバーの方々に、「好きな魚の種類をあげてください」こんな質問をしたら、きっとでてくる名前が「ハゼ」です。

フォトジェニックであっても、なかなか出会えなかったり、背びれが開いた閉じた・・・そんな可憐な姿に海の中で、マウスピースを外しそうになった経験もあるのではないでしょうか?

砂地や岩場、珊瑚の中など、いろんな海にいるハゼは、日本のファンダイバーの人気者です。でも、ハゼの種類はいっぱいで、全部知っている人なんてフツーいない...いるかな?。

最近ガイドさんから、ハゼを教えてもらうときSPっていう言葉がよく使われますけど、皆さん「SP」って何の略かご存知ですか?
スペシャルの略ではないんですよ!!「SP」は、species(種)の略なんです。つまり、「XXハゼSP」は「XXハゼ属の1種」ということなのです。このサイトのハゼの紹介では、よく出てくるので注意してくださいね。

どうして、このように呼ばれるかと言うと、正式な学名が与えられるまでは、分類的にどうしても「〜〜属の1種」ということで区別するしかないのです。正式な学名を取得するのは大変ですね。だから、今後ガイドさんが、「ここでは〜〜のSPが見れますよ」といったときには、「なるほど、”〜〜属の1種”が見れるんだ」って思ってくださいね。そして、その数が増えると「〜〜属の1種の1」「〜〜属の1種の2」「〜〜属の1種の3」と増えていきます。
頑張って覚えましょうね。


ハゼを好きなダイバーが集まる会などで紹介された写真(映像・写真を紹介する人も、みんなが一目置くようなハゼ通の方々の作品)のクレジットでさえ、間違えていることがあるくらいです。ですから、投稿される方々も、お気になさらず、たぶんこんな名前だと思う!?!のレベルで投稿してくださいね。

立ち上がったら、お尻がでるような浅さから、40mを超えているかな?という深さまで、さまざまな環境で、生息しているハゼは、そのヒレの形状、体のちょっとした紋、色の違いで、名前が異なります。又、小さいものは、成魚でも1cm以下の体長だったり、海の中で、ガイドさんに指示棒でさされても見つけられないことも皆さん経験されていることと思います。
又、ヒレの形状が変わっていて背びれが大きく動くことも大きな特徴でしょうか?と、思えば、オドリハゼのように、ムナビレの動かし方がかわいかったりしています。


このサイトでは、これらの姿を動画で見ていただけますので、実際に潜る前、潜った後に、ぜひチェックしてみてください。


きっと、海の中での経験をさらに楽しい経験にできると思います。

「動くハゼの図鑑」制作委員会